ポケモン北海道オフ シングルバトルトーナメントレポート
5月27日は私がいつもお世話になっているポケモン北海道のオフでした。
今回はBW環境最後のオフという事で
オーソドックスなシングルバトルをして
環境最後を盛大に楽しもうという内容でした!
使用PTと対戦ログを真剣に書いた為、結構長いです。ご注意ください。
まずは使用PT紹介。
【ネオビリジオン軸バンギランド式Rスタン】
ポケモン名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|
ビリジオン | 格闘ジュエル | インファイト | リーフブレード | ストーンエッジ | 剣の舞 |
ハッサム | 命の珠 | バレットパンチ | 電光石火 | 虫食い | 剣の舞 |
パルシェン | 電気のジュエル | つららばり | ハイドロポンプ | めざ電 | 殻を破る |
サンダー | 拘り眼鏡 | 10まんボルト | ボルトチェンジ | 熱風 | めざ飛 |
バンギラス | 気合の襷 | おいうち | でんじは | ステルスロック | ほえる |
ランドロス | ヤチェの実 | じしん | うちおとす | 身代わり | 剣の舞 |
以下個別紹介。
■ビリジオン@格闘ジュエル
陽気 せいぎのこころ
インファイト リーフブレード ストーンエッジ 剣の舞
努力値:H4 AS252
実数値:167-142-92-x-149-176
【Aのライン】
剣舞ジュエルインファでH252グロス、ハッサム、ブシンを確1。
今回のパーティのメイン。このPTはビリジオンから組み始めました。
エッジ枠はめざ氷との選択でしたが
パルシェンで相手のグライオンには選出圧力を掛けている点
ビリジオンはめざ氷がメジャーな為、奇襲には全く使えない点の二つを考慮し
先発のウルガモス対面で隙を見せないようエッジをオーダーしました。
バンギランドのラインで薄くなる水ロトムなどの優秀な水タイプをケアする役割がメインです。
■ハッサム@命の珠
意地っ張り テクニシャン
バレットパンチ でんこうせっか むしくい 剣の舞
努力値:H4 AS252
実数値:146-200-120-x-100-117
今回のパーティのエース。ビリジとランドロスは補佐色が強いのでハッサムが不動のエースとなります。
技構成などは良くいる珠ッサム。
ビリジオン,パルシェン,ランドロス,サンダーが全てユキノオーに弱いという事もあり
大変重要なポジションです。
石化枠は燕返しと迷いましたが、PT全体でバシャへのケアが薄いと感じ
バンギのステロからバシャを狩れる石化は切れないと考えました。
■サンダー@こだわり眼鏡
控えめ プレッシャー
10万ボルト ボルトチェンジ めざめるパワー飛 熱風
努力値:H204 C52 S252
実数値:191-x-105-167-110-152
【Cのライン】
H252ローブシンめざ飛確1
【Sのライン】
最速スイクン抜き
現環境では基本的に汎用性は圧倒的にボルトロスの方が高いと思っているので
サンダーを採用するからにはそれなりの差別化する理由が必要だと考えています。
今回はブシンへの遂行速度、スカーフではないユキノオーへの優位性
ナットレイへの安定性を見込んで採用しました。
眼鏡を持つ事により、迂闊にボルチェンを地面に止められてしまうと絶望的ですが
現在トップメタの地面のガブリアスはパルシェンである程度圧力をかけているので
隠れた補完をしているとも取れます。
Sのラインはゆーきさんのサンダーや勝海さんのサンダーを始めとして
様々なラインがありますが、後攻ボルチェンでのサンダー消耗は致命的なPTなので
基本的に先制ボルチェンでサンダーを逃がしていく方針だったために最速となりました。
ラス1で眼鏡サンダー同士が対面した際に勝つのは先手を取れるサンダーですし
ラス1のノイクンとの対面でもPPを枯らされず落とせるので、良い選択だったと感じています。
■パルシェン@電気ジュエル
無邪気 スキルリンク
つららばり ハイドロポンプ めざめるパワー電 からをやぶる
努力値:H4 A4 C248 S252
実数値:126-116-200-136-58-134
【Cのライン】
C2段階upめざ電でH252エンペルト高乱数1(94.2〜110.9%)
同条件めざ電でH252ヤドラン確1(106.4〜125.7%)
【Sのライン】
1破りでスカーフラティ抜き
めざ草ではなくめざ電にした理由は、リンドヤドランとエンペルト対策。
汎用性を捨てて、奇襲性を高めました。
Sは殻破り後スカーフラティ抜き。
204振りのスカーフガブ抜きとで迷いましたが
身代わり状態へのガッサの死に出しで5割の1チャンス残せたり
Sに甘えたガッサを分からせる為に最速を選択。
めざ草を捨ててまでめざ電にしてエンペ対策を取ったからには
少しでも分の良い乱数でエンペを落としたいのでCは全振り。
余りは耐久と迷いましたが、御大への破り後つららばりの乱数等を考慮しAに。
つららばり,めざ電,から破までは確定としてドロポンの枠は基本的に自由枠ですが
Cに多く努力値を割いた点と範囲の拡大を重視し今回はドロポンに。
■バンギラス@気合の襷
慎重 すなおこし
おいうち でんじは ほえる ステルスロック
努力値:H244 A44 B4 D172 S44
実数値:207-160-131-103-156-87
【Aのライン】
おいうちで逃げるH4ラティオスを砂ダメ1回込で確1
【Dのライン】
控えめウルガモスの1舞珠さざめき耐え(83.9〜99%)
臆病ラティオスの眼鏡波乗り2耐え(41.7〜49.5%)
【Sのライン】
4振りハッサム抜き
正直Dに相当厚くしない限りバンギが意地っ張りを捨てる必要性はないと考えているので
Sの分を全てDに回しても良かったですね。改良点の一つです。
耐久に厚いバンギラスに襷は十分にありだと思っているので持ち物は襷。
先発格闘との対面でも怖がらず電磁波→ステロの役割を果たせます。
エッジを切ってまで、ほえるを採用した理由は詰み防止とステロダメ稼ぎです。
擬似カバと見ることも出来ますが、対ラティの面でカバとは十分差別化出来ているので
ビリジオンとの相性はバンギの方が良好といえます。
■ランドロス@ヤチェの実
陽気 すなのちから
じしん うちおとす みがわり つるぎのまい
努力値:H60 A36 B156 D4 S252
実数値:172-150-130-x-101-168
【Hのライン】
BW2でのカムラ解禁読みで4n調整。
【Bのライン】
陽気A252珠ドリュウズA2段階upおんがえし確耐え。
一般的にはこの型だとHPを16n+1にして食べ残しを持たせるのがメジャーですが
相手の高速格闘タイプのめざ氷などで落ちてしまったり
せっかく積んでから出てきたノオーのつぶてで落ちてしまわないよう保険でヤチェを持たせました。
また、PT名がバンギランド式R"スタン"となっている件ですが
ランドロスは砂への依存性が低いので
バンギランド構築は砂スタンに分類されると考えています。
それでは対戦ログを。
ポケモンの横に○が付いているポケモンは相手が選出したポケモンで
●が付いているポケモンは先発の意味です。
また、ログの書いてある順番は先に動いた順です。
()内は私の心理描写。
【予選リーグ】
1回戦 ろすとさん
トゲキッス ○メタグロス ●ラティオス ヒードラン ○ウルガモス クレセリア
初戦から私PTが苦戦するクレセドランの並び。
選出で圧力をかけられつつも、どくまもドランの場合はランドに対して出て来難いと考え
ドランがいない場合、3タテ可能なハッサムエース仕様で迎撃しようと
こちらは「バンギラス サンダー ハッサム」を選出。
1 ラティオス引き バンギラス追い討ち ラティオス落ち⇒メタグロス
2 メタグロス コメパン バンギラス襷耐えからのステロ
(鉢巻でなければ素耐えする確率が高いので、この場面のダメージで鉢巻と予想≒ハッサムの起点)
3 メタグロス コメパン バンギラス落ち⇒ハッサム
4 メタグロス引き⇒ウルガモス ハッサム剣舞
5 ハッサムでんこうせっか ウルガモス落ち⇒メタグロス
6 ハッサムむしくい メタグロス落ち
【勝利】
正直、クレセドランの並びはかなり厳しいので
正統派クレセドランで来られたら負けていたのではないかと思います。
2回戦 skyさん
●ユキノオー ヌオー ○エルレイド ○ヒートロトム キリキザン ナットレイ
中堅のポケモンながら、相性の補完がしっかりしており選出に大変迷う
ポケモンは種族値ゲーではないという事を体現するような素敵なPTです。
このパーティで一番厳しいのはヒートロトム。
私のPTにはまともに打点を持てるポケモンが存在しません。
よって、ヒートロトムは先発バンギのステロで削る事に決め
こちらは「バンギラス サンダー ビリジオン」を選出。
1 ユキノオー 気合球 バンギHP残り70 バンギでんじは→ノオー無事麻痺
2 ユキノオー引き⇒エルレイド バンギ ステロ
3 バンギ引き⇒サンダー エルレイド サイコカッター サンダーHP108
4 サンダーボルトチェンジ⇒バンギラス エルレイドサイコカッター バンギには無効
(この時点で3体目はヒートロトムと確信しており、サンダーをエルレイドに合わせたタイミングで
出して来ると読んでいたのでエルレ居座りは予想出来ず、結果私の読み外し)
5 エルレイド ドレインパンチ バンギラス落ち⇒サンダー
(ここでサンダー引き読みカッター読みバンギで電磁波読みドレパンを貰う≒私の読み負け)
6 サンダー めざ飛 エルレイド落ち⇒ヒートロトム
(4ターンの段階でエルレを戻さないという事は3体目がサンダーを受けられない
≒火ロトムではないのではないと思い素直にめざ飛。しかしやはり後ろは火ロトム
また、私の後ろはビリジオンなのでここでヒートロトムがスカーフの場合私の負け。
唯一の勝ち筋はヒートロトムが火炎玉or眼鏡持ち読みのサンダー捨て。
7 サンダー突っ張ってめざ飛 ヒートロトム4割(ステロ込) ヒートロトムオバヒ サンダー落ち→ビリジオン
(ここでサンダーが先に動いた事で、火ロトムがスカーフではないと判明する。
これは私に勝ち筋が残されているということであった。)
8 ビリジオンジュエルインファ 火ロトム落ち→ユキノオー
(ビリジオンには火ロトムへのダメージソースとして二つの択があった。
一つ目はインファ。もう一つはエッジ。どちらも後続のノオーにも通り、問題ない技。
しかしインファは耐久一段階ダウンのせいでノオーのつぶてが怖くなり、エッジは外す危険性があり勝率が8割に落ちる。
なのでここで『ユキノオーのつぶて→B1段階ダウンのビリジオン』のダメージをタブレットで計算。
結果はいじっぱり帯で86.8〜102.3%であった。
ユキノオーは最初の気合球で珠でない事が判明しており、残される火力補強は鉢巻・ジュエル・帯のいずれか。
一番可能性が高いと思われる、補正+帯のパターンで計算。これである程度安定してインファを放てると判明)
9 ビリジオンインファイト ユキノオー落ち
【勝利】
実はユキノオーにはつぶてがなかったとのこと。
結果論では私の取り越し苦労でしたね。
もしもヒートロトムがスカーフを巻いていたら
サンダーをオバヒで落とす→私ビリジ
一旦ヒートロトムをユキノオーに交換
ユキノオーを犠牲にしてヒートロトム再降臨
ヒートロトムオバヒでビリジが落ちていたので完敗でした。
何とか他のどうぐだったから良かったものの、構築の欠陥(火ロトム)が浮き彫りに。
skyさんのパーティはとても良い構築で、とても勉強になりました。
3戦目 vsみすたーさん
○ランターン ラプラス エーフィ ○バンギラス メタグロス ●リザードン
これはまた個性的なPT。
初代からポケモンに親しんでいる私としては
ラプラスとリザードンは結構好きなポケモンなので惹かれました。
見た所、剣舞珠ハッサムを止められるポケモンがいるように思えず
また、ランドロスもそれなりに刺さっており、ステロにも弱いと判断し
「バンギラス ランドロス ハッサム」を選出。
1 リザードン気合球 バンギラスHP29 バンギラスでんじは
2 リザードン引き⇒ランターン バンギラス ステルスロック
3 ランターン10万ボルト バンギラスHP4 バンギラスおいうち ランターン7割
4 ランターン なみのり バンギラス落ち⇒ランドロス
5 ランドロス じしん ランターン落ち⇒リザードン
6 ランドロス うちおとす リザードン落ち⇒バンギラス
7 ランドロス じしん バンギラス落ち
【勝利】
予定通り、バンギラスで場を立ててからランドロスorハッサムで暴れる事が出来ました。
このPTはバンギが完全にサポーターなので
実は先発でマジミラエーフィを出されるのが一番苦しいのですが
バンギの型が分からない以上、エーフィを先発で当てて来るのは難しいと予想していました。
4戦 vsとうふさん
●ヨノワール ラティオス ○カビゴン ○ムクホーク ジーランス ナットレイ
選出の時点でヨノワカビゴンの並びからトリルを察知。
トリルからでも確実に先制でタテる事が出来るハッサムをエースに据える事にして
「バンギラス サンダー ハッサム」を選出。
1 バンギラス おいうち ヨノワール トリックルーム
(先発ヨノワでほぼトリルと確信。電磁波では相手の速度を上げるだけなので、様子見の追い討ち。
ステロを撒く事も出来たが、ヨノワの火力では様子を見てからでも撒けると考えた。
2 バンギラス ステルスロック ヨノワール のろい
3 バンギラス おいうち ヨノワール おきみやげ⇒カビゴン バンギラス呪いでHP109
(トリルからの置き土産というお膳立てでカビゴンが出て来たので、ここで9割方はらだいこと予想。)
4 カビゴン はらだいこ バンギラス ほえる⇒ムクホーク
5 バンギラスでんじは ムクホークブレバ バンギ呪い込みで落ち⇒サンダー
6 ムクホーク⇒カビゴン サンダー ボルチェン⇒ハッサム カビゴン落ち⇒ムクホーク
7 ハッサムバレパン ムクホーク落ち
【勝利】
トリルからのはらだいこを事前に読んで無事防ぐ事が出来て勝利した形。
トリルを逆にこちらが利用して先制電磁波を撒けた点なども良かったといえる。
【決勝トーナメント】
1戦目 vs月見里さん
○ツボツボ ○トゲキッス サザンドラ ●ヒヒダルマ リーフィア 水ロトム
ツボツボ愛の月見里さんとの対戦。
私のPTの都合上、ヒヒダルマが大変重い。
ただ、ヒヒダルマは耐久が紙なのでステロから珠剣舞石化をすれば落とせると読み
「バンギラス ハッサム ビリジオン」を選択。
1 ヒヒダルマ とんぼがえり⇒トゲキッス バンギラス でんじは トゲキッスラムで回復
(安定のヒヒダルマがやはり先発に。地面タイプが相手にいないので
蜻蛉で逃げた場合も、馬鹿力で攻めて来た場合も電磁波が刺さると思い安定の電磁波
しかし何と、トゲキッスはラム持ち。麻痺を撒いてからステロを撒くというのがメインの構築なので
これはかなりのアドを1ターンで失ってしまった。)
2 トゲキッス はどうだん バンギラス HP6耐えからの電磁波
(ラムの火力ならはどうだん一回までなら耐えられると予想しての居座り。
エアスラ 大文字 波動弾 電磁波の技構成ではと予想しており
神速を持っているという線は切っていたので、電磁波からのステロが最安定という結論に)
3 トゲキッス しんそく バンギラス落ち⇒ハッサム
(しかし神速をきっちり持っており、何とバンギがステロを撒けずに落ちてしまう。
PTにヒヒダルマがいたこともあり、キッスが炎技を持っていないのでは?と予想し
大胆ながらハッサムで積む作戦に移行。)
4 ハッサム剣舞 トゲキッス でんじは
(何とか炎技はないようで凌ぐ事が出来た)
5 ハッサム バレパン トゲキッス落ち⇒ヒヒダルマ
(これで相手の残りはツボツボ,サザン,リーフィア,水ロトムの4択。
ツボツボ,リーフィアは耐久があるもののビリジに打点がなく打ち負け
サザンと水ロトムは型不問でHPMAXのビリジなら押し切れる
≒ヒヒダルマさえ落とせばビリジオンで勝てる という事で
ハッサムを犠牲にし何とかヒヒダルマを落とす作戦に。)
6 ハッサム でんこうせっか ヒヒダルマミリ耐えからのフレアドライブ
ヒヒダルマ反動落ち⇒ツボツボ
(流石月見里さん。決勝リーグにツボツボをちゃんと入れるツボツボ愛に感服。
そして、こちらも大好きなポケモンのビリジオン。まさかの嫁ポケ対決に)
7 ビリジオン 剣舞 ツボツボ パワーシェア
8 ビリジオン ストーンエッジ 6割 ツボツボエッジ 8割
9 ビリジオン インファイト ここでツボツボ気合のミリ耐え しかしエッジはずし
10 ビリジオン インファイト
【勝利】
ツボツボの技構成が分からなかったので、最後の対面ではひやひやしました。
とても楽しかったです!
2回戦 vs キリノさん
デンチュラ ラティアス ヒードラン ○ムクホーク ○トリトドン ●キノガッサ
女性同士という事で、怒涛の女王決定戦。
そして、skyさんと同じく中堅どころを綺麗に纏めたPT。
ドランの炎4倍組への圧力に加え、ガッサのカバドリへの圧力
トドンのボルト・サンダーへの圧力と美しいPT。
先発ガッサが怖かったので、サンダーを先発にしつつ
トドンを処理可能なビリジオン、ラティに後出し可能なバンギを選択し
「サンダー ビリジオン バンギラス」の選出で臨む。
1 サンダー めざ飛 キノガッサ⇒トリトドン7割
2 サンダー⇒ビリジオン トリトドンねっとう ビリジ9割
3 ビリジオンジュエルインファイト トリトドン⇒キノガッサ キノガッサ落ち⇒ムクホーク
(ここのインファは草技読みムクホ交換を警戒)
4 ビリジオン⇒バンギラス ムクホークすてみタックル 7割
(ブレバ、すてみタックルどちらも受けられるバンギに交換。
インファの可能性もあるが、相手がサンダーを見ている以上その線はないと結論付けた。
また、PTを見る限りムクホはこだわっていると予想出来るので
バンギを後出しする事で、こちらが1アドバンテージを確保する事が出来ると予想。
5 ムクホーク⇒トリトドン バンギラス ステルスロック
(ここで交換戦のダメージレースに負けないよう、ステロで圧力をかけていく。)
6 バンギラス おいうち トリトドン ねっとう
7 バンギラス おいうち トリトドン ねっとう バンギラス落ち⇒ビリジオン
(交換するならビリジオンが安定だが、ねっとうによる火傷は負けに繋がり
バンギにはもうこの対戦での役割要請がないため捨てることに)
8 ビリジオン インファイト トリトドン落ち⇒ムクホーク
(またこれも草技読みムクホ後出しを恐れて)
9 ムクホーク すてみタックル ビリジオン落ち⇒サンダー
(ここでダメージ計算し、意地っ張りムクホの捨て身補正有捨て身タックルは
サンダーが確耐え出来るという事で、ビリジオン捨て)
10 ムクホーク すてみタックル サンダー3割耐えからの10万ボルト ムクホーク落ち
【勝利】
なんとか勝利する事が出来ましたが
水・地面はビリジオンで見ているので
トリトドンとムクホークの並びはかなり苦しかったです。
これで私の決勝戦進出が確定。
お相手は私と同じ予選全勝突破のSSDさん。
お気付きだろうか・・?パルシェンだけが一度も選出されていないことに・・!
受けループを重く見たパルシェンでしたが
受けループはいないようだったので決勝にして初めてのPT調整。
(PT・どうぐ途中変更可能のルールでしたが、私は趣向で今まで変更していませんでした)
パルシェンのかわりに入れたのは...
ラティオス@ドラゴンジュエル
H28 C232 S248
159-x-100-179-130-177
りゅうせいぐん めざめるパワー炎 かみなり おきみやげ
安定のラティお兄さん。
\決勝戦/ vs SSDさん
○ニョロトノ ○キングドラ ラティオス ●カイリュー テラキオン ナットレイ
今大会初の対雨パ。
流石全勝通過なだけあり、安定した選出が全く思い浮かばず苦しめられる。
基本的に対雨パにはバンギラスで砂天候を勝ち取りサンダーで削っていくのですが
テラキオンのにどげりが怖く、バンギラスを選出しにくい。
そして対雨パ最安定のラティオスはナットレイは重い。
こうなったら、ラティで削るだけ削った所でおきみやげを仕掛けてハッサムを降臨させ
全抜きを図るしかないと思い「ラティオス ハッサム サンダー」を選出。
1 ラティオス めざめるパワー炎 カイリュー⇒ニョロトノ 脱出ボタン発動⇒キングドラ
(先発でラティとカイリューの対面。ここまではシナリオ通り。
最近のカイリューは珠やノーマルジュエルが多く、耐久に甘えているので
現環境で一番多い眼鏡ラティの可能性を考慮すると居座るのはありえないと考え
ナットレイ交換読みの勇気のめざ炎。しかし何と後発は脱出ニョロで
たった1ターンにして雨天候グドラという最悪の状況を作られてしまう。
2 キングドラ みがわり ラティオス りゅうせいぐん 身代わり破壊
(後発で受けられるポケモンがいない為、こうなったからにはラティは捨てるしかないと結論を出し
何とか流星を撃たせ、グドラのC2段階下がった状態でハッサムの起点にさせて貰う事に。
こちらはかみなりを撃つパターンと流星を撃つパターンの2択があったが
こちらがラティを引いてバンギを出す読み読みでグドラがハイポンを撃つ可能性があったので
その際に確実に仕留められる流星を選択するものの完全に裏目に出る。
3 グドラりゅうせいぐん ラティオス落ち⇒ハッサム
(ここで何とか先ほど描いていたグドラ対面状態からの積み作戦に出る)
4 グドラ ハイポン ハッサムHP28 ハッサム剣舞
(予想以上にグドラの珠ハイポンが痛く、珠ダメを2回耐えられない所まで削られてしまう
しかし、カイリューには神速があるため結局このダメージは今後影響しなかった)
5 ハッサム 石化 グドラ落ち⇒ニョロトノ
6 ハッサム むしくい ニョロトノ落ち⇒カイリュー 珠ダメでハッサム落ち⇒サンダー
(ここでタイマン最強ポケモンのカイリューとサンダーの最悪の対面
竜舞1積みからのげきりんでサンダー確1なので、ここで負けを確信)
7 カイリュージュエル神速 サンダー6割 サンダー10万 カイリュー7割
8 カイリューしんそく サンダー10万急所 カイリュー落ち
【勝利】
負け濃厚の状況から何とか勝利。
C52振り眼鏡サンダーの10万 ⇒ マルチスケイルなしH4カイリューへのダメージが
114〜135で、一回目の10万によりカイリューの残りHPは102だったとのことなので
最後の急所に関しては無駄急所かと思うのですが、いかがでしょうか。
カイリューの調整にも依存しますが
無ジュエルカイリューは意地っ張りH4AS252がメジャーなのと
最初の10万でHPが102まで削れているとなると
H4でDは無振りの可能性が高いかと推察されます。
気になるのは最後の局面でカイリューが竜の舞⇒げきりんをしなかった点。
Bに補正をかけていないH252サンダーまでなら確定で落とせるので
でんじはねやすめ型でなければ確実に勝ちを手に入れる事が出来ます。
逆にB補正サンダーを警戒して積まなかったのであれば
尚更ジュエルしんそく⇒しんそくでサンダーは落とせないので
私の推測では、カイリューはげきりん じしん 炎のパンチ しんそくの鉢巻持ちに近い型だったというのが濃厚です。
⇒SSDさんのオフレポを拝見したところ、プレミだったようです。
また、ラティ対面のグドラが竜波ではなく流星してしまったのもプレミだったようで
プレミがなければ、私は確実に負けていました。まだまだ私も未熟です。
この対戦からは得られるものが多く、とても勉強になりました。
対戦して戴いた皆さんにはこの場を借りてお礼します。
ありがとうございました!
一から自分で考えたビリジ軸バンギランドだったので
BW環境の最後の記念に優勝という結果を残せた事を嬉しく思います!
拙い文章を最後までお読み戴きありがとうございました!
それでは今後とも宜しくお願いいたします!